〘畳~フローリング〙

こんばんは、施工管理担当の廣瀬です。

今回は畳からフローリングにリフォームを検討している方へ    基本的な知識をご紹介していきたいと思います。

畳は日本文化を象徴する伝統的な床材です、どのお家にも和室は1部屋あったのではないでしょうか。

畳は、熱の移動にすぐれ、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができる仕組みになっていて、日本の風土にあった最適な床材です。    畳独特の匂いには、リフレッシュ効果もあり、日本人には落ち着く香りですが、反対に難点もあります。

それは、手入れや掃除の難しさです。フローリングであれば掃除機やクイックルワイパーでサッと掃除することができます。液体がこぼれてしまった時には拭き取ればよいのですが、畳の場合中に染み込んでしまうと、掃除はなかなか素人ではできず、シミになってしまいます

畳を外し下地調整根太を取付 間に断熱材を配置する

DIYでするのか、業者に依頼するのか

リフォーム方法は2つあります

最近ブームになっているDIYで済ませる方法かプロの業者に依頼するこの2つの方法です。近年DIYブームの後押しもありインターネットで調べれば、ユーチューブなどの動画サイトに業者に頼らずに自分で工事をおこなう方法などが多数メディアで紹介されています。

ただ、ご自身でDIYするには相当の覚悟が必要になります。    畳をフローリングに変えようと思うには、単純に畳を外し、フローリングを敷き詰めれば良いというわけではありません。        フローリングを敷くためには下地の調整なども必要になり、外した畳の処分方法含め、思ったよりも施工が大変だと感じると思います。

プロに依頼するメリット

ご自身でDIYで行うと工事費用がかからない分、安く済ませることができるように感じるかもしれませんが、DIYで行うということは、完成度によっては下地の痛みなどを見逃して工事をしてしまい、軋み音などに悩まされるリスクがあります。

また、畳の分厚さ分他のお部屋のフローリングと高さを合わせるために、床上げ作業が必要で、床の大きさの採寸や施工する際の固定作業は慎重に行わなければならず、仕事で職人をしていた方や日曜大工が趣味な方ではない限りとても時間がかかってしまいます。

下地作業が終了したら、仕上げのフローリング張りです。現場の状況により下地ベニヤを張る場合があります。

ライフスタイルの変化により、畳からフローリングにリフォームするご家庭が増えていますが、DIYでも可能ですが、床は生活している中で一番接触し重要度が高い箇所であることも考え、自分の技術でやり切れるか、しっかりと判断することが大切です。

今回は、畳からフローリングにするための基本知識をご紹介致しました。床をリフォーム検討の際には参考にして下さい。

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