「狭小住宅」Ⅱ

こんばんは施工監理担当の広瀬です。

狭小住宅でも住みやすい暮らしは実現できます。         具体的には、以下7つのアイデアを採用するのがおすすめです。

  1. 空間は細かく仕切らない
  2. 水回りは一箇所にまとめる
  3. 廊下を極力なくす
  4. スキップフロアやロフトで縦の空間を活用する

狭い敷地で家を建てるときは広さを感じさせるために、部屋を細かく仕切らず、開放感を持たせる設計を採用しましょう。

壁を減らして大きな空間を作り、視線を遮らないようにすることで、圧迫感を減らし、ゆとりを感じられる住まいになります。

また、収納スペースを壁際にまとめて配置することで、生活空間を広く使える工夫を取り入れてもよいでしょう。

限られたスペースを有効活用するために、水回りの設備を1か所にまとめるのもおすすめです。

たとえば、洗面台の隣に洗濯機と乾燥機を設置すると、洗濯から乾燥、洗面を少ない敷地でスムーズに行えます。さらに、洗面室とキッチンを横並びにすることで、ながら作業もしやすくなるでしょう。

小さな工夫によって、限られたスペース内で複数の機能を持たせることが可能です。

狭小住宅の設計では床面積を無駄にしないためにも、廊下のような移動専用のスペースは極力減らしましょう。

廊下の壁に収納を設置したり、棚を置いて書斎として利用したりなど、空間を有効活用するなどの方法が考えられます。

廊下を極力なくすことで、LDKを広々とした空間にしやすくなるはずです。

狭小住宅において、スキップフロアやロフトを取り入れる設計が人気を集めています。

スキップフロアは床面の一部に段差を設けて中間層を作り出す設計のことで、床面積をより有効活用できるのが特徴です。

たとえば、階段の踊り場を活用したものや、リビングの一部を少し下げた半地下式などがあります。

一方で、ロフトは天井を高くすることで部屋の一部を2つに分割してスペースを作るものです。

ロフトの場合は収納スペースとして機能するほか、洗濯物干しや書斎としても利用できるでしょう。

次回も狭小住宅快適な生活!のアイデアをご紹介したいと思います。

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