今晩は施工管理担当の廣瀬です。
早いもので今年もあと2か月を切りました。
もうすぐ寒い冬がやってきます。
冬は薄暗くなるのが早いため家にいる時間が長かったり、外と室内の気温差が大きくなることから、夏場よりも光熱費が高くなると言われています。
特に近年の電気代や灯油単価の上昇により、冬場の暖房代に悩まれている方も多いのではないでしょうか?
また、『結露』も冬の悩みの一つ。
窓や室内の結露は非常にストレスになりますよね。
そこで今日は、光熱費を抑える工夫や、結露の発生を減らす工夫をご紹介します。
1.冬用カーテンに変える
カーテンを変えるだけでも結構効果があります。
窓周辺の冷気を入りにくくしてくれるため、冬の間は風や冷気を通しにくい断熱素材のカーテンに変えることで室内に冷気が流れ込むのを防いでくれます。
また、カーテンの長さが短すぎると下の隙間から冷気が流れ込みますので、床ぎりぎりの長さのものを選ぶとベストです。
2.インナーサッシを取り付ける
インナーサッシとは窓の内側にもうひとつ取り付ける、室内用の窓のこと。窓を二重にすることでカーテンよりも高い断熱効果を発揮します。
冬場は冷気が入りにくくなり、夏場は熱が入りにくくなるため、年間を通して断熱効果を高められます。
窓を2度開けなくてはいけなくなることと、コストがかかることがネックですが、かなり効果が高いため、しっかりと暑さ寒さ対策をしたい方におススメです。
3.結露を防ぐには
結露は気温差と空気中の水分によって起こります。
コップに氷水を入れると外側に水滴が付くのと同じです。つまり、窓が結露するのは外が寒く中が暖かいからなんですね。
しかし、魔法瓶が結露をしないように、間に空気の層があると熱を通しにくいため結露しにくくなります。
4.部屋干しに注意
部屋干しは洗濯物の水分が蒸発するため、結露する原因になります。とはいえ、サンルームやランドリールームがない場合、冬場は部屋干しする機会が増えますよね?
その場合、最も注意してほしいのが、石油ストーブの併用です。石油ストーブは燃焼する際に水蒸気を発生させます。部屋干しと一緒に石油ストーブを使うと大量の水分が室内に充満し、窓だけでなく、床や外面に近い壁まで結露してしまう可能性があります。
部屋干しする際は石油ストーブは避け、可能であれば除湿乾燥機を使用するなどして結露を防ぎましょう。