今晩は施工監理担当の廣瀬です。
前回につづき無垢フローリングのメンテナンスを方法をご紹介していきたいと思います。
*掃除
・前回同様、無垢材だからといって、特別なメンテナンスの必要ありません。 大きなゴミや埃は掃除機にて取り除き、乾いた雑巾やモップで拭いてください。
・科学モップは直接フローリングの上に放置しておくと変色する 可能性がありますので、注意して下さい。
・クイックルワイパーはワックス成分を含むウエットタイプは艶が出 る為使用しない方が良いです。
*乾拭きをしても汚れが落ちない場合
・水(中性洗剤を10%程度希釈した水でもOK)に水を濡らし、固く絞って拭いて下さい。 その後乾いた雑巾などで乾拭きをして下さい。
・それでも落ちない汚れには、雑巾にベンジンをつけて手早く拭き取り汚れが落ちたら乾いた柔らかい布で乾拭きをして下さい。
*傷を補修する
当社ではリボス自然健康塗料を使用しています。 当事務所に現物をご用意してありますので、興味のある方は、ぜひ、お立ち寄り下さい。 (ちなみにドイツ製です)
リボス自然健康塗料は、塗装後の木部表面に膜を張らず、木に浸透するので、木の呼吸性を妨げず、木そのものの耐久性を維持することができます。 また亜麻仁油は分子がとても細かく、木の導管の奥まで入ることができます。そのため、塗膜がなくとも撥水性を発揮することができ、それにより、汚れも入り込みにくいので、手入れの際とても簡単に汚れを取り除くことができるのです。
*補修手順になります。
1. 汚れのついた箇所や塗装のリペアを行いたい箇所をサンドペーパーで研磨します。
研磨により、汚れが取り除かれたことを確認し、表面が滑らかになったら表面の木屑を取り除きます。
2. (着色の場合)その場合は、先に同色の木部用塗料をウエスに少量取り塗布します。
研磨した木部の表面に擦り込むように薄く拭き伸ばしてください。
3. 約10分後、乾いたウエスで塗装表面の塗料を全て拭き取り、24時間乾燥させます。
4. ビボスを乾いたウエスに取り塗布します。木部の表面に擦り込むように薄く拭き伸ばしてください。
5. 約10〜20分後に乾いたウエスで塗装表面の塗料を全て拭き取り、12時間乾燥させます。
難しい、と思われますが、意外と簡単に施工できますよ。
以上、今日はここまでになります。