こんばんは施工監理担当の広瀬です。
前回に引き続き、ツリーハウスについて説明していきます。
今回は施工編です。
ツリーハウスを作る上でまず大切なのが土台です。 ここではホストツリーを4本使った土台を元に建てていくツリーハウスの作り方について紹介していきます。
4本のホストツリーとなる木を見つけたら、1本ずつ材木で挟み込み、しっかり固定する。このとき4本全ての木で材木の高さが一致するように調整しよう。
全ての高さを合わせ固定も済んだら、いよいよその上に土台となる材木をかけていく。これをかけ終えたら土台の強度を上げるために、デッキと地面の間にさらに垂直に支柱を入れる。根太を張り、その上に床板を打ちつければ土台は完成です。
壁と屋根 まずは土台の四隅に壁と屋根の支えとなる柱を1本ずつ建てていく。その上に屋根の基礎となる材木を組み立てていこう。大まかな屋根ができあがったら、扉と窓の位置をあらかじめ決め、その部分を除いて壁となる板を打ち付けていく。合板・防水シート・屋根材で張って屋根ができたら、いよいよ最後の工程です。
扉と窓扉 窓は隙間なく作ろうとすると開かなくなる恐れがある。木の上に作っていので、ツリーハウスが揺れることを想定して、ある程度隙間を空けて作るようにしよう。隙間風が入ってくるが、気になるようなら幅木を扉、窓の周囲に打ち込むといい。無事扉と窓を取り付ければ、ツリーハウスの出来上がりだ。
このように全てゼロから作り上げることも可能だが、ツリーハウス用のキットも販売されている。価格は大体30万円程度です。DIYが苦手ならば、少しでも負担を軽くするためにキットを購入する事をおすすめします。
室内に置く家具にもこだわりたい。せっかくのツリーハウスなのだから、家具も手作りのウッド調がいいと思います。ここで注意するのは通常の家具よりも小さいものを用意することです。
ツリーハウス内は木に合わせているため、空間がいびつなので。そのスペースに合わせるためにも、家具はできるだけ小さいものを選んだ方がよい。また、椅子やテーブル、ベッドなどは壁や柱に打ち付けることで、家自体の補強にもなります。
秘密基地は男なら誰もが一度は思い描く憧れです。 子どもの頃には叶えられなかった夢も、大人になった今なら簡単に形にできるかもしれない。今度の週末あたりに、まずはホストツリーを探すところから始めてみてはいかがですか!