こんにちは。ギャブハウス真岡の福田です。
今回は、世界最古の木造建築のついて紹介したいと思います。
世界最古の木造建築は、日本人なら誰もが知っている法隆寺です。
法隆寺は、奈良県生駒郡斑鳩町にある聖徳太子ゆかりの寺院であり、飛鳥時代からその姿を現在に伝えています。
建設年は607年であり、「木造の塔」というくくりでは、同じ敷地内にある「五重塔」が世界でも最古の建物のようです。
一説には670年に落雷により全焼したという説があり、再建されたと言われています。
法隆寺地域の仏教建造物は、ユネスコの世界文化遺産にも指定されており、その優雅な美しさはこれからも、人々の心を魅了し続けていくことでしょう。
法隆寺には670年に落雷による火災で全焼したとの記載が日本書紀にあり、実際に焼け跡も発見されています。
再建については諸説がありますが、建築物として1300年以上の歴史を誇るのは証明されているようです。
しかし地震で倒壊したという歴史はなく、特に五重塔は法隆寺だけでなく、日本各地で様々な建築物がありますが、地震の揺れだけが原因で倒壊した記録は一切ないと言われています。
法隆寺が1300年以上の時を超えても健在なのは、日々の細かいメンテナンスが効いているからです。
宮大工が世代を超えて、技術を受け継ぎながら修繕や点検を行ってきた賜物と言えるでしょう。
木造建造物は、本来であれば劣化しやすい建築物ですが、適切な管理と修理を行えば、姿かたちを変形させることなく、長期間にわたって現存することができます。
以上、世界最古の木造建築についての紹介でした。
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